フィリピンでタクシーに乗り案の定意思疎通のできない坂本
今日の目標はホテルにたどり着く事です。
とりあえず空港を出ると、歩いて家まで行こうと思っていたのにスコールで大雨が降っています。
タクシー乗り場に行くと、わけのわからないお兄さんの勧誘に乗ったというか乗らされたので、白タクシーに乗ることになりました。
600pで僕の目的地まで連れてってくれるというのでそれで承諾するも、なにやらこのにいちゃんは、タクシーを捕まえてその捕まえたタクシーのおっさんに分け前を請求する仕事らしいです。仲介役的な立ち位置
このお兄さんはタクシーのおっさんに目的地を説明してくれて300ルピーを掴み颯爽と立ち去っていったのですが、タクシーのおっさんは全く目的地がどこなのか完全に理解していない様子。
そうです、あの兄さんは特になにもせず300ルピーを掴んで逃げたのです。
しかしながら、なんとか事前に写メを撮っておいたグーグルマップを見せ、目的地を告げると、おっさんは納得した様子で走り始めました。
しかし、実際のところ走り始めてから目的地はどこか何回も僕に聞いてくるし(10回は確実に聞いてきました)タクシー がたくさん集まっているおっさんの仲間がいる休憩所に停留して10分放置され、仕事仲間にやたらこいつの目的地がわからない的な話をしている。
やばいこのおっさん絶対目的地わかってない!ってことが判明。
途中で全く意思疎通が図れない僕を、おっさんは完全に見切り、airbnbのホストの人に電話をかけることでようやく場所がわかった様子。
時間を聞くと2時間と答えるビッグボイスハイテンションおっさんタバコも吸う(僕はノンスモーカー)
それでも、この時点では2時間で600ペソって思ったよりリーズナブルで乗って良かったなぁと考えていました、なぜなら昨日10分足らずも乗っていないタクシーは200ペソでそれと比べると、かなり得した気になっていました。
やったぞ坂本、これは当たりを引いたんだ!きっとこのおっさんはタバコを吸う代わりに安いタクシーであるに違いない!
と思っていたのもつかの間タクシーの運ちゃんが目的地に向かう道中おそらく
「やべーわこんなに渋滞していると思わなかったわ、ガソリンも減ってるしこりゃ追加料金で600プラスガソリン代750ペソだわ」とか言い出しました。
さすがの僕もおこなので、ごめん君が言っている言葉さっぱりわからない!英語トテモムズカシイ。(すっとぼけ)というフリをその後ずっとし続けました。頻繁にプラス750ぺソペソマニーマニー言っとりました。
2時間走り目的の場所に近づくと、泊まる場所のマダムっぽい人が近づいて来て手を握り歓迎してくれました。
この時タクシーの運ちゃんが追加料金払え!とわめいていたけど、肝っ玉母ちゃん(マダム)が僕の手を素早く引いて家の中に入れて、付いてくる運ちゃんをブロックするようドアを閉めてくれました。
このマダムは信用できると確信した瞬間です。
フィリピンにもいい人はいる。周りいるもの全て敵であった僕に光がさした瞬間です。
タクシーの運ちゃんは運転の途中甘いパンの欠片をくれたり、バナナをくれようとしたので少々悪い気がしたけど絶対お前ぼったくりだろ…俺はバナナで喜ぶ猿じゃねぇ
やっと家に着くことが出来ました。僕はとても幸せです。
ホストのマダムがウェルカムフルーツをくれました。
この果物殆どは種で出来ていて殆ど果肉は無いです。スイカの種の4倍ぐらいのサイズの種がぎっしりと女性の握りこぶし一個分のサイズの表皮の中に詰まっており、口の中にカレースプーン一杯分のぐらいを種の周りについている果肉とともに口に運びます。
そしてスイカのように口から種を吐き出しながら食べます。
味はやっすいあまり甘くない梨をフードプロセッサーにかけドロドロにしたものを想像していただければかなり近いです。ちなみに種周りはスイカの香りがします。香りはかなり良い香りでどこかで嗅いだ事のあるトイレの芳香剤の香りがします。
100点満点中55点です。(50以上が食べ物と認識されます)
異界の地に来たんだなぁという気持ちを、改めて感じる事の出来たフルーツでした。ちなみに食べてませんが
この青い感じなのはまだ熟れてないそうです。
若干青いのも食べましたがかなり酸味が強くなりました。
買うなら黒いやつを買って食べてもらうと美味しく召し上がっていただけるそうです。
フィリピン楽しいです。